関西塾インタビュー 成学社 第2回|受験情報サイト インターエデュ・ドットコム

◆成学社インタビュー 第2回

成学社 可能性を開いて、成功に導く 創立以来、教育の格差是正に努める

inter-edu's eye

創立30周年を迎える成学社は、大阪府を中心とした近畿圏を中心に事業を展開。
「開成教育セミナー」「個別指導学院フリーステップ」を主力ブランドとするほか、大阪府吹田市に「エール進学教室」、大阪府高槻市・茨木市を中心に「京大セミナー」のブランド名で学習塾を運営している。昨年からは東京での教室展開を開始。
多角的に事業を拡大している代表取締役社長の太田明弘氏に開業のきっかけや今後の教育について話をうかがった。

【第2回】塾を経営していくうえでの信念

開成五訓

エデュ:塾を経営していくうえでの原点になるような出来事や信念はありますか?

これまで業界のいろいろな方にご指導をいただいたのですが、塾の経営を始めてから数年後、ある講演会で身震いするほど感動したのを今でもはっきりと覚えています。

学究社の河端社長の講演だったのですが、塾人としてのプライドと塾の社会的な意義を感じさせる内容でした。印象的だったのは、「塾人である前に、一人前の社会人であれ」という言葉でした。「教師として、身なりも整えたうえで生徒の前に立ちなさい」という言葉を聞き、それ以来、白いカッターシャツにネクタイを締めて黒板の前に立つようにしました。また、講演を聞いて、上場しようと決意を固めましたし、つねに河端社長の言葉を頭に入れて経営してきました。心から尊敬できる先輩です。

また、父親の存在も大きいです。父からはいろいろなことを教わりました。まずは、「見栄をはるな。身の丈にあった生活をしろ」とよく言われました。

日々三則

そして、経営していく中で、少しずつ生徒数が増えてきたころに役立った教えは「少々の成功で調子に乗って遊びを覚えたり、本業を疎かにしたりするな」ということでした。塾業界では、「生徒数3,000人の壁」という言葉があり、3,000人を超えるまでにさまざまな試練があります。個人経営から組織経営に移行しなければならないし、変化させていかなければならないことも多数あります。以前より、もっと働かなければ、3,000人の壁は越えられない。私は、この壁を越えるのに14年費やしました。

あとは、信念というべきかどうかわかりませんが、「広告」と「開発」は直近の部署で、私がすべて直接チェックしています。物件探しやチラシなどの文章の校正は必ず確認しています。

⇒第3回「子どもたちと向き合ってきた30年を振り返って」

成学社
開成教育セミナー URL:http://www.kaisei-group.co.jp/sv2/index.html
個別指導学院フリーステップ URL:http://www.kaisei-group.co.jp/sv5/index.html

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