◆類塾インタビュー 第4回

inter-edu's eye
大阪では、自他共に認める「公立の類」。
大阪トップの公立高校である北野高校への合格者数では、26年間No.1を独走。近年は大阪第二学区、第三学区へも進出し、その勢いは止まることを知らない。
その一方で、「勉強だけの子にはしたくない」という教育理念を掲げ、「将来に活きる本物の指導」を標榜して、「自然体験学習教室」を開講したり、日常生活の指導にも踏み込むなど、進学指導の枠を超えた教育に取り組んでいることは特筆に値する。
他を寄せつけない類塾の合格実績は、どのように実現されてきたのか。教育理念やユニークな組織風土に迫るとともに、今後の入試動向についても聞いた。
≪類塾 沿革≫ |
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1972年 類設計室を設立。 1975年 類塾を設立し、第一号の教室を東豊中に開設。 1972年、6人の仲間でスタートした類グループ。「皆の生きる場を、皆の手で築いていきたい」その想いが、市場社会の常識を破った共同体=類グループを生み出した。そして【社会活力の再生は、「教育」がカギを握る】という認識の下、1975年に学習塾を開設。1985年には塾生2,000名を突破し、1987年には、公立高校の雄である北野高校の合格者数で大阪トップとなった。以来26年間、トップを独走している。 創立40周年を迎えた本年、文理学科を有する公立トップ10高校に822名の合格者を輩出し、2年連続で大阪No.1となった。 |
![]() 1994年類グループ入社。 教室長や本社スタッフを歴任後、教材開発室へ。 教材開発や進学指導を担当。 |
【第4回】『公立の類』今後の展望
エデュ:ところで大阪では、私立高校の授業料無償化がはじまっていますが、公立高校受験への影響はありましたか?
無償化が導入されてから、私立高校の専願率が上がりましたので、影響はあったと思います。志望校を選ぶ際、すでに無償化されている公立高校と同じ条件で、様々な特色を持つ私立高校を選択できるようになったわけです。これから生徒が減少する時代に入りますから、私立高校も新しいコースや多様な入試制度の導入、さらには進学実績やスポーツなどで魅力を上げようと懸命です。今後も、私立の人気には根強いものがあると思います。
エデュ:今後の入試状況の見通しと、類塾としての対応はどのようになる予定ですか?
大阪では、2年後に学区が撤廃されることが決まっています。選択できる公立高校が増えることで、公立トップ高校の難化が進むと同時に、公立私立ともに、人気校と不人気校の二分化が進んでいくでしょう。「公立名門高」と呼ばれる北野や天王寺といった高校への人気はますます集中して、レベルも上がっていくのではないかと思います。
類塾としては、学区撤廃とそれによる公立名門高復活の流れは既定路線と考えていましたので、今後も「公立の類」として、大阪府下での教室展開を進め、ますます難化する公立高校受験に対応した指導を実践してまいります。

エデュ:最後に、インターエデュ・ユーザーへのアドバイスをお願いします。
学習塾が言うのは変かもしれませんが、受験は人生のすべてではなく、通過点の一つでしかありません。したがって、望み通りの結果が出ても出なくても、その結果に振り回されるのではなく、将来に活きる力を身につけていっていただきたいと思います。
社会は混迷を深め、今後右肩上がりの経済成長は望めません。とりわけ、昨年の大震災以降、「良い大学や良い会社に入れば安心」といった社会通念は崩壊しつつあります。
これからは、そうした旧来の価値観に囚われず、新しい社会に適応する力を自ら獲得できる人材が求められる時代が来るでしょう。類塾としても、そうした社会の要請に応え、次代を担う人材の輩出に貢献していきたいと考えています。
類塾 | |
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住所 | 大阪府大阪市淀川区西中島4-2-26天神第一ビル |
URL | http://juku.rui.ne.jp/ |