関西塾インタビュー 成学社 第4回｜受験情報サイト インターエデュ・ドットコム

創立30周年を迎える成学社は、大阪府を中心とした近畿圏を中心に事業を展開。
｢開成教育セミナー｣｢個別指導学院フリーステップ｣を主力ブランドとするほか、大阪府吹田市に｢エール進学教室｣、大阪府高槻市・茨木市を中心に｢京大セミナー｣のブランド名で学習塾を運営している。昨年からは東京での教室展開を開始。
多角的に事業を拡大している代表取締役社長の太田明弘氏に開業のきっかけや今後の教育について話をうかがった。

エデュ:現在、大阪では公立の学区規制の緩和などさまざまな改革が行われていますが、今後の大阪の教育環境についてどう変化すると分析していますか？

学区の壁がなくなることで、公立の人気のレベルもさらに高まることでしょう。公立人気が高まる一方、私学も特徴を打ち出していけば、大阪の教育は全国1位になると思います。

エデュ:成学社としての今後の展望を教えてください。

来年4月、｢此花学院高校｣が｢大阪偕星学園高校｣に名称を改めるとともに、私が理事長として新しい学校教育を始めることになりました。｢偕星｣とは、｢みなが輝くかけがえのない星｣という意味です。学校教育と塾教育がどう相乗効果を生み出すか、ぜひ注目していただきたいです。

エデュ:これから受験を考えているお父さま、お母さまにメッセージをお願いします。

子育ては18歳まで諦めないでください。遅咲きタイプの子どもだっています。そのためにも、基礎基本を大切にして、小学・中学時代は教科書レベルの学習をしっかり理解するようにさせてほしいと思います。

また、かけがえのないお子さまに多くの出会いを増やしてあげてください。塾の先生やピアノの先生、少年野球のコーチ…。子どものやる気を引き出す先生との出会いは、その子にとっての一生の財産となります。